腰痛の克服>ぎっくり腰から椎間板ヘルニアになるの？

ぎっくり腰は以前の説明でもお分かりのように、背骨の周りの筋肉や
靱帯に瞬間的に無理がかかり、筋肉や靭帯が捻挫を起こしたような状態
になる訳ですので、物理的に組織が損傷した椎間板ヘルニアとは根本的
に性質が違います。

でも何度もぎっくり腰を起こしていると、そのうち椎間板ヘルニアに
なってしまうという事は良く言われています。
これって本当なんでしょうか？

私の場合実際にぎっくり腰から始まり、これを何度も経験したのち
ある日いつにない痛みを感じて、初めて椎間板ヘルニアを宣告され
ました。つまりぎっくり腰を起こす時って腰回りにかなりな負担が
かかっている訳ですよね。これを何度も繰り返したらからだの重さを
支えている椎間板に体重以上の負荷がかかる事は容易に想像が付き
ます。それでなくても日々相当な荷重がかかっている椎間板ですから
ある時亀裂が入り、中身が「ブチュッ」って飛び出すのもわかります
よね。ですので「たかがぎっくり腰」などと安易に考えずに日頃から
充分に気をつけて下さいね。