腰痛の克服>この病気は予防できるの？

多くの原因が『脊椎分離症』にあると言う事は、この脊椎分離症を予防
出来れば必然的にこの『脊椎すべり症』を同時に予防する事が出来ると
いう理屈になりますね。

それとは別に加齢に伴って脊椎すべり症が増えているという現実は、
中高年以降の老化現象の現れとして避けては通れない問題の一つです。
誰でも老化に伴い、体じゅうの筋肉は日々衰えて行き、関節の靱帯も
張りが弱くなって行きます。腰椎の周りにある筋肉や靱帯も全く同様で、
若い頃はしっかり支える事の出来た椎骨もどうしても支えが弱くなり、
また椎間板もクッションとしての張りや弾力が衰え結果的に腰椎全体
がぐらついてしまう結果になります。これを放っておくとすべり症に
繋がる訳で、予防法はこれら筋肉や椎間板の強化が最前提になるで
しょう。

腹筋や背筋を鍛える事で腰椎が常に理想的なＳ字カーブを描く事が
出来れば、これはかなり有効な予防策と言っていいと思います。
また椎間板も弾力を失わないよう、主成分であるコラーゲンやコンドロ
イチンを摂取する事は二重の予防策として充分効果が期待できそうで
す。