腰痛の克服>★老化による脊柱の変性、その３『腰部脊柱管狭窄症』

これまた聞き慣れない難しい名前の病気が登場しました。
何せ漢字だけで８文字もある病名なんて、そうそうお目にかかれる
ものじゃありませんよね。

この病気の解説をすると文字通り腰部にある脊柱管が何らかの原因で
狭くなってしまい、その中を通っている神経の束が圧迫されて、
その結果腰痛や、下肢の痛み、しびれを起こさせるという物です。
この症状の特徴としては、しばらく歩くと下肢に鈍痛やしびれが現れ
歩けなくなり、しばらく休んでいると再び歩けるようになる、
『間欠跛行(かんけつはこう)』という状態が典型的な症状の様です。

原因は先天性の物と、後天的に狭くなってしまうパターンがあり、
また発症年齢が中高年に多い事から、老化による変性とも見られて
います。何れにしても背骨を走る神経を圧迫して痛み等の症状を
起こす点では椎間板ヘルニアとも似た部分が有りますが、やはり
その原因は全く別な物なので、手術で治す場合はヘルニアとはまた
別な方法を取り入れなくてはなりません。