腰痛の克服>ぎっくり腰と椎間板ヘルニアに痛みの違いはあるの？

ぎっくり腰と椎間板ヘルニア、この両者は腰の痛みに関しては、
どちらも決して引けを取りません。
ハッキリ言って動けなくなるくらいに痛くなる点では、他のどんな
病気より数段上を行く、非常につらい病気です。

それでも痛みの症状を詳しく見ると、それぞれで微妙に違いがあり
ます。ぎっくり腰は腰から背中にかけて激痛が常にあり、歩く事も
出来ませんが、数日安静にすることで次第に痛みは引いていきます。
これに対し椎間板ヘルニアを起こすと痛みが右か左のどちらかに偏り、
仰向けに寝た状態では痛い腰の側の足はほとんど上にあがりません。
無理に上げようとすると針で刺される様な激痛が走り、また腰の痛み
のみならず、足のしびれや痛みを伴います。
これは『坐骨神経痛』と言って、ヘルニアが足への神経を圧迫して、
何とも言えないつらい足の不快感を伴います。

この様にそれぞれ一見同じ様な痛みでも詳しく見るとかなり特色が
あります。これらの事で原因を見極める事が出来ますので、病院へ
行った時の症状説明に有効に利用しましょう。